(book)好きな作家さん(高河ゆん先生)の話

すごいな前日の日記。
あれだけ本の話をして作家さんや作品の名前が一人も出てこないなんて・・・。
と、いうことで私の好きな作家さんの話でも今日はしようかと。
まぁ、昨日の日記にもありますように結構乱読しているので好きな作家さんも
多いのですが、昔から長々と好きな作家さんとして筆頭に上がるのは高河ゆん先生です。
高河ゆんと聞くと今の方は「ああ、LOVELESSの人ね。」とアニメ化された
LOVELESSが頭に思い浮かぶと思いますが、あの方はずいぶんマンガ描かれて
長い方で、私にとってはもう10数年は読んでいる作家さんです。
描かれてはもう何年になるんだろう?もうすぐ20年くらいになるんですかね?
私の蔵書の中でも高河ゆん先生はコーナー化できるくらいの冊数があります。
小学生から読んでいたのですが、何かこう話が高尚な部分があったり現実味がある話が
あったりと書き方が多彩なのと、人の心理描写、特に「好き」という気持ちを描くのが
凄いうまい方と思っております。
私は、あんまし思い切りファンタジーとか思い切りフィクションとかいうのは
ギャグマンガを除き)好きではなく、描写や話の内容が現実味があるほうが好きです。
その中で「恋愛」は人を「好き」になるという表現の描写がうまく、人を「好き」に
なるときのもどかしさとか恥ずかしさとかうまく説明ができないんですが、
そういう「好き」ということに対する気持ちの移り変わりとかをわかりやすくかつ奥深く
描いているのはとても共感できます。
女性の作家さんなんですが、「恋愛」に出てくる主人公には男として共感する部分も多く、
なんでこんなに男の気持ちがわかるんだろうと不思議がることもあります。
また、高河先生は商業誌以外にも同人でも活躍してましてこちらのほうももうすぐ10年
くらい通っています。
商業誌のオリジナルの内容もいいですが、同人でのパロディ本も面白いです。
以前イベントで何度かスケッチブックに絵を描いていただいたのですがいまだに
私の宝物になっております。
ある意味では、私は高河先生にはまったから時折友人に言われる乙女回路
(意味はご想像にお任せします)を持ったのではと思うしだいです。
(まぁ、昔から少女マンガ読む量は多かったからな・・・)
そんなんで、以前の日記にも書いた電車男とかの純愛話(まぁあの話は疑念もありますが・・・)
に共感してしまう部分もあるんだと思いたい・・・。
しかし、そのせいか昔恋愛経験ない私になぜかその手の相談が多かったのは上記のような
部分から吸収した知識があったからかなと思ってしまいます。
マンガから得た知識だけで的確な答えを出せていたのか今となっては微妙なところですが・・・。
しかし、連れのかたはこんな乙女回路(しかも最近フル稼働の)を持っている私なんかを
気持ち悪がったりせずに理解していただけているのはうれしい限りです。
こう思うと、自分の考えを理解してくれる人がいる自分はつくづぐ幸せ物だと感じます。